ワイヤレス迷子ひもREX-SEEK2で遊んでみた~子育てママ、子育てパパにとっておもしろいアイテムだ!
子どもが自分でてくてく歩けるようになると、いろんなところに連れ出したくなります。わが家でも、毎週末には動物園、水族館、博物館などに連れて行って、好奇心全開で歩き回る子どもに目を細めています。
ところが、自分で歩くようになった子どもの悩みは、思いついたらふらふらと(あるいはいきなりダッシュで!)、どこかに行ってしまうことです。 スロープに回ってベビーカーを移動させている隙に、階段をすたすた上っていったり、麦茶を飲ませようとカバンを探っているあいだに、角を曲がってしまうと、焦ってしまいます。
最近では、ハーネスないしリードと呼ばれる迷子ひもを子どもにつけているパパママも増えていますが、ひもが伸びきったときに間を通行しようとした人の妨げとなったり、子どもの自由な動きを邪魔したりと悩ましいものがあります。(ペット扱いをしている、と悪口いう人もいますしね)
せっかくデジタルネイティブとして育っている今どきの子どもなのですから、何かスマートに迷子ひもをつけられないかと考えていて、おもしろそうなアイテムをみつけました。デジタル化かつワイヤレス化された迷子ひもREX-SEEK2です。
■おしりのポケットにすっと入れておでかけできる
「迷子ひもをデジタル化するの」仕組みを簡単に説明しますと、子どもにくっつけておくと、スマホのアプリを使って無線で接続し、一定距離を離れたら警告音を発したり、向こうに呼び出し音を出させることができる100円玉くらいのサイズのタグ(厚みは3枚くらい)のことです。
わが家の長男は2歳になったばかりで、てこてこ歩くのが大好きなのですが、サイズも小さいので、ズボンのおしりのポケットにすっと入れておくことができます。重さは軽いので本人はまったく気にしていません。
もうちょっと大きくなったら、カバンにぶら下げたり、ペンダントのようにしてもいいでしょう。(それはそれで、興味を持たれてしまって外して放置されるリスクもありますが)
本来の機能は、財布やキーホルダーにくっつけて、探したいとき音を鳴らせる、というものであり、子どもにつけることが想定されているわけではありません。子どもに使ういくつか注意点をあげれば、椅子に座ったときなど、呼び出しボタンをおしりで押してしまい音が鳴ることがあります(ただし、ほとんど問題なく使えました)。
また、うっかり洗濯してしまわないよう注意が必要です。軽すぎるので忘れてしまうわけですわが家では実際に、洗濯してしまい他社製品をひとつ壊してしまいました。けっこうショックです。
■ツールの使い勝手は上々 呼び出し音が便利
使い勝手についてもう少し詳しく説明します。連携するのはスマホということになりますが、接続や初期設定については、標準アプリが提供されているので、これをPlayストア(Androidスマホの場合)、Appストア(iPhoneの場合)からダウンロードして指示に従えば大丈夫です。
無線接続はBluetoothの機能を使います。スマホには基本的についていますから、機能がなくて困る心配はありません。 私も説明書も読まず、上野公園についていきなり設定してみましたが、簡単に接続できました。
アプリを起動してからタグを起動させれば簡単に接続することができます。 アプリの設定画面も簡単で便利です。アラームの鳴り方について「鳴るまでの距離」「鳴る時間」「接続が切れたときのお知らせ」などが設定できます。(画面はこんな感じ↓)
使い方としても「一定距離を離れたら鳴る設定」にして子どもがダッシュした場合のアラートとしたり、姿が見えなくなったとき、「タグのほうから音を出す」機能を使って、音の出るほうを探すようなやりかたが使えます。
『迷子になったら、タグのこのボタンを押しなさい』と教えておくことで、「タグのほうからスマホにアラートを送る」こともできます。うちの子はまだ無理ですが子どもが大きくなったら使える感じですね。
なお、最初はわざと鳴らせてテストをして、音声の具合を確かめるといいでしょう。いつもは無音やバイブレーターモードにしていると、子どもがいなくなったときの音も鳴らなかったり音が小さくて気がつかなかったりして焦ります。
■まとめ ワイヤレスな迷子ひも、なかなかおもしろい!
ちょっとまじめな話を最後にすると、子どもが行方不明になって悲しい結末になった事件の多くは、姿が見えなくなった最初の十分くらいで足取りをつかめなかったことで、捜索が難しくなっているようです。
ワイヤレス化した迷子ひもがそれを100%防ぐことができるとはいえませんが、少なくとも最初の数分で姿が見えなくなった子どもと再会するチャンスを高めてくれることは間違いないはずです。
子どもというのは、親が思いつかないタイミングで、親の予想外の方向へすすっと移動してしまうものです。わが家についても、歩くスピードが速くなりつつあり、油断すると一瞬見失うケースが出始めています。
ワイヤレスな迷子ひもをお出かけ時には子どものポケットに突っ込むようにしておきたいと思います。
(※このコラムは、REX-SEEK2のモニターテストで試用した経験をベースに執筆しています)
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