子育てこそ、ライフハックが必要だ!


深夜に瞑想に耽る新生児。世界平和とか祈ってそうです。

まだ子育て3カ月くらいの新米パパが偉そうにいうことではないが、「子育てこそ、ライフハックの宝庫だ!」と強く感じている。

ライフハックというのはパソコンのハッキング(不正侵入)とかではなくて、ちょっとした工夫や改善により、ぐっと効率化を実現したり、負担軽減になるヒントやノウハウのこと。例えるなら、全項目を手入力しなくても、エクセルの自動入力機能を使えばいい、というような感じだ。知っている人と知らない人で、生産性に大きな違いが生じる。

ライフハックのおもしろさは、特に「当たり前」と思っているところに、見直しのチャンスが隠れていることだ。日常生活では、薬を置く位置とか、食器棚の入れ替えなど、あまりにも「当たり前」すぎて見過ごしているところを少し改善するだけで、かなり効率がよくなることがある。子育てもそういう気づきが多いように思う。

子育ては無理ゲーのようなところがあって、ひとつのコントローラーに対して手が3つないとクリアできないような局面が多々ある。昔なら、嫁と姑が同居していたので分担できたのだろうけれど、核家族化のご時世にそうはいかない。同居すればしたで、また別の面倒もあったりする。そうした無理ゲー部分を乗り越えるのも子育てライフハックかなと思う。

子育てグッズの多くも、ライフハック的でおもしろい。アイデア商品的なものの一部が妙に優れていて、感心したりする。このブログでも、子育てライフハックについては、ぼちぼちネタを書いてみたいと思っている。

あと、子育てを通じて「タイムハック」を意識させられるところも興味深い。というのも、子育てはかなりの時間を奪っていく。家事や仕事、趣味の効率性追求を余儀なくされるからだ。

例えば、子どもが生まれる前なら「午前中に原稿進まなかったけれど、ま、締め切り日までに取り戻せばいいか」とのんびり考えていたものが、今は「この午前を逃すと、今晩の深夜まで執筆時間は取れない恐れがある。このスタバの30分をムダにはできない!」などと考えるようになった。タイムマネジメントを子育てが強く意識させるようになった。

趣味でみるサッカー中継も録画を前提にしつつ、視聴時間をどこでやりくりするか真剣に考えるようになった。「ビール片手に生中継で見る」とは簡単にいかないことを、逆に時間の効率化にしている気がする。

子育てを充実させるために、ライフハックやタイムハックが必要なのだ。